ふるさと納税の寄附金は、富良野市民の健康維持に活用されているらしいので調査してみた。【令和5年度寄附の使い道 Vol.1】
みなさんこんにちは!富良野市ふるさと納税PR担当のわだふです。
今回は、寄附される方も寄附されたまちに暮らす方も気になっているであろうふるさと納税の寄附金の使い道にまつわる記事です。
ほとんどの市町村では、基本的に寄附者が選んだ使途に寄附金が割り振られ、教育や医療福祉、基幹産業の振興、その市町村ならではの取り組みなどに活用されます。
さて、富良野市にご寄附いただいたみなさんは、自分が選んだ使い道を覚えていますか?こちらの記事を読みながら、ぜひ思い出してみてください。
令和4年度の寄附額実績を見てみる
富良野市が定める寄附金の使途は上記の5種類。直近の令和4年度の寄附額実績を見てみると、なんと8億円以上のご寄附をいただいたことがわかります。
この寄附金は基金に積み立てられ、翌年度以降の様々な事業に充当されます。
今回は、令和5年度の医療・介護・福祉の充実に関する取り組みをご紹介。
具体的な取り組みを調べていくと、なにやらふらの健幸ポイント事業というものにこれまでの寄附金が使われているそう。一体どんな取り組みなのか探ってみました。
心と体の健康を見える化する「ふらの健幸ポイント事業」
「健幸都市」実現を目指す富良野市が、健康増進や介護予防の取り組みに加えて実施している事業。
活動量計やスマートフォンアプリを使い、日々の歩数や健診の受診、体組成や血圧の測定、健康イベントの参加といった健康づくり活動に対してポイントを付与し、獲得ポイント数に応じて賞品と交換できるというもの。
外を歩く機会が増え、地域の人と顔を合わせることが多くなり、人とのつながりが向上することで、人も地域も健康にする取り組みです。
令和元年度から始まった「ふらの健康マイレージ事業」を、令和4年度からICT化を図り「ふらの健幸ポイント事業」にアップデート。幅広い年齢層を巻き込み、市民の健康の見える化を促進しました。
令和5年度は500名を上限に、参加費無料で実施。5月から募集を開始し、現在443名の方が参加されています。
実施期間は、令和5年6月1日〜令和6年1月31日まで。最大5,000円分のポイントを貯めることができ、ポイントは市内共通商品券と交換できます。
参加者の平均年齢は58.3歳で、年代毎の比率をみると、50〜70代の方で全体の60%以上を占めていることがわかります。
気になったので私も参加してみた
富良野市に移住した当初は、見慣れない壮大な景色に魅了され、仕事終わりや休日にランニングや散歩を楽しんでいましたが、徐々に通勤すら億劫になっていた私。これを機に運動不足を解消すべく、ふらの健幸ポイント事業に参加することにしました。
私の場合は、目標を毎日5,000歩に設定。1日の歩数によってポイントが付与され、5,000歩の場合は5ポイントがもらえますが、4,999歩だと3ポイントになってしまうため、職場からの帰り道は自転車を降りて、少し遠回りする日もあります。
同僚との『どれくらいポイント貯まってる?』という会話から、それぞれの健康に対するアクションを教え合ったりと、体づくりの意識が日常に芽生えたように思います。
このほかにも、市内数カ所に設置されている体組成計での測定や市内の運動施設利用に応じてポイントがもらえたり、市が主催するイベント内で実施される、健康に関するコンテンツの参加に対してもポイントが獲得できるようです。
そして現在、他の参加者と競い合いながらゴールを目指すバーチャルウオーキングラリーの開催中とのことで、参加者の皆さんは上位を目指してたくさん歩いているそう。私も負けていられません!
自分の寄附が何に使われるかで考える寄付先
ふるさと納税のお申込みは毎年12月がピークとなります。
今年のご寄附を検討される際は、返礼品が魅力的か?だけでなく、各市町村で寄付金がどんな使われ方をしているのか?という視点で選んでみてもいいかもしれません。