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ふらのの「ひと」

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返礼品を出品されている事業者さんや富良野市にご寄附いただいた方などのインタビュー記事、ふるさと納税にまつわるイベントなどの体験記をまとめています。
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記事一覧

3人子持ち夫婦が大阪から北海道へ移住!就農5年目の奮闘とは?

今回はふるさと納税にグリーンアスパラをご出品されている、益田農園の益田 享明(ますだ たかあき)さん、麻美(まみ)さんご夫婦にお話を伺いました。 3人のお子さんとともに大阪から移住し、「農業は楽しい!」と笑顔で語るお二人。周囲の叱咤激励も糧にして自分たちの想いを形にしていく前向きな姿勢に、とても驚かされました。 ワクワクする農業を北海道・富良野で ー 富良野市に移住される前はお二人とも大阪で農業以外のお仕事をされていらしたようですが、農業を志した経緯を教えてください。 (

富良野市のこれからを考えるふたりの対談。ふるさと納税はまちをどう変えるのか?

今回お届けするのは、富良野市内でデザイン会社を営む中村 靖教(なかむら やすのり)さんと、農業を営む坂口 邦夫(さかぐち くにお)さんによる対談企画です。 ここ数年で寄附額が急増し続けている富良野市。このまちに暮らすお二人から見たふるさと納税を取り巻く状況や富良野市のこれからについて、一市民としての想いを語り合っていただきました。 プロフィール 制度設立の背景を意識した活用を(中村さん) 「富良野市のふるさと納税寄付額は、2020年度の9500万円から2023年度は15億

パン屋なのに小麦アレルギー!?富良野で米粉100%パンを作る夫婦の挑戦

今回取材したのは、富良野市内で米粉100%のパン屋sora no kujiraを営む西山 拓志(たくじ)さん、夢希(ゆき)さんご夫婦。南富良野町出身の拓志さんは、28歳ごろに「自分で何かをやってみたい。」とパン職人を志し、帯広のパン屋で4年間修行。その後、2011年に夢希さんと一緒に念願のお店をオープンしたとのこと。米粉のパン屋になるまでは、紆余曲折あったそうで・・・ 米粉100%のパン屋になったきっかけは?拓志さん「元々は小麦を使用した普通のパン屋を営んでいたんです。20

プライドを持って提供する、こだわりが詰まった富良野産ピッツァ

今回インタビューしたのは、Pizza製作所ziziのオーナー 湊 匠(みなと たくみ)さん。富良野市内の住宅街でピッツァ専門店を営んでいます。2015年に創業、2018年には厳格な審査に合格し、世界で734番目の真のナポリピッツァ協会認定店となりました。 ふるさと納税には、今年11月から富良野産食材をふんだんに使用した4種の冷凍ピッツァを出品。商品説明欄に収まりきらなかったというピッツァの誕生秘話やお店が大切にしていることからは、随所に真のナポリピッツァ協会認定店としてのプラ

移住のきっかけは画家になってはじめての挫折。自分が感じた富良野の魅力を半農半画家として伝えたい

今回は半農半画家として富良野を拠点に活動するイマイカツミさんを取材。 ふるさと納税には富良野の水彩風景画の画集をはじめ、イマイさんが描く絵をあしらったグッズなどを出品されています。 大阪府のご出身で、海外でも絵を描き続けていた彼が、富良野に魅せられ移住したきっかけとはなんだったのか?そして画家・農家に加え、2023年から宿業も始めた今、富良野で叶える自身のありたい姿とは? スポーツマンから一転、文学・芸術の道へ ーイマイさんが絵に興味を抱いたきっかけを教えてください。 「

富良野土産の新定番!?かつてない食感のクッキー「きのわ」の誕生秘話とは。

今回取材したのは、富良野市内にお店を構える、地元の方に大人気の洋菓子店 Furano Patisserie tronc ー ふらのパティスリートロンの加野 裕介(かの ゆうすけ)さん。ふるさと納税には、定番焼き菓子の「きのわ」というクッキーもなかをご出品されています。 富良野市のお隣、中富良野町出身の彼が地元 富良野で洋菓子店を開くことになった経緯には、高い計画性と行動力、そして運を引き寄せる力がありました。 米粉を使った小麦粉不使用の「きのわ」の誕生秘話にもぜひ注目してくだ

「このままだと"まち"が無くなってしまう。」自然公園 太陽の里をきっかけに富良野 山部に賑わいを

みなさんは富良野市の山部(やまべ)地区にある山部自然公園太陽の里をご存じでしょうか? 実はいま、富良野市ではこちらの園内にあるキャンプ場に関するクラウドファンディング型のふるさと納税を実施中ということで、キャンプ場の管理を行なっているNPO法人 山部まちおこしネットワーク 理事長の吉中 文也(よしなか ふみや)さんへお話を伺いました。 ご自身の吉中農園でメロンやスイートコーンなどの農作物を作るかたわら、地域活動にも精力的に取り組む吉中さんからは、山部のまちづくりに対する20年

ふるさと納税寄附者が思う、知られざる「冬の富良野」の魅力は◯◯だった!

今回は、ふるさと納税で富良野市に寄附してくださった方へのオンラインインタビュー第2弾をお送りします! インタビューしたのは、東京都文京区にお住まいの福田 祥久(ふくだ よしひさ)さん。今回は富良野メロンをお申込みされ、過去には富良野市近隣市町村にも数回ご寄附されたことがあるとのことでした。 富良野=夏の観光地というイメージを持っている方が多い中、富良野市には冬に何度も訪れているという福田さんが語る、冬の富良野の魅力とは一体なんなのでしょうか? 1.自分が「美味しい」と思った

富良野市民より富良野に詳しい?!寄附者が語る最近のふるさと納税寄附先の選び方事情

いつもは返礼品を出品している事業者の方を取り上げるこちらのインタビュー企画ですが、今回は番外編として、富良野市にふるさと納税で寄附をしてくださった方へのオンラインインタビューの様子をお届けします! インタビューを受けてくださったのは、千葉県木更津市にお住まいの宮口 康宏 (みやぐち やすひろ)さん。富良野市へ寄附されたのは令和4年度が初めてで、返礼品には生で食べられるグリーンアスパラを選ばれたとのことです。 富良野市のふるさと納税担当が寄附者の方と直接お話する機会は今回が初め

Uターンして新たなスタート!富良野らしさを追求し、思い描いたアットホームなホステルへ

今回インタビューしたのは、富良野市街地にあるHostel TOMAR(以下、トマール)を運営するBeing株式会社の代表取締役 西川 斐子(にしかわ あやこ)さん。 今年5周年を迎えるトマールは、4月から富良野市のふるさと納税に宿泊券を出品されています。 富良野市のご出身で関東圏を中心に栄養士として働いていた彼女が、Uターンして宿泊施設を運営するに至った経緯、そしていつでもアットホームな雰囲気で迎え入れてくれるトマールや併設するKitchen EVELSA(以下、エベルサ)の

北海道以外では食べられない?!幻の富良野いちご

今回インタビューをさせていただいたのは、富良野市でいちごを作られている小野農園の小野 貴弘(おの たかひろ)さんです。小野さんはふるさと納税返礼品に、2022年12月から冷凍いちごを出品されています。 「北海道にいちごのイメージがない」という方も多いと思います。実はその通りで、国内のいちご生産量における北海道の順位は20位(2020年)。その中でも富良野いちごは、北海道外に出回ることがほとんどありません。そんな数少ない富良野いちごを、ぜひふるさと納税を活用して召し上がってみて

【新商品開発に密着!Vol.2】富良野市産ミニトマトを使った塩トマトジャム・トマトベリージャム

こんにちは!ふるさと納税PR担当のわだふです。 今回は『ふるさと納税の新商品開発に密着!』の第二弾をお送りします。 富良野市が実施している地域特産品・ふるさと納税返礼品開発等支援事業を活用してふるさと納税返礼品の新商品開発を行う、富良野市の山部(やまべ)地区にあるちいさなログカフェ ふらわの鏡味 万平(かがみ まんぺい)さんを取材しました。カフェには常連さんはもちろん、夏には観光客も多く訪れます。人気メニューは自家栽培のベリーやハーブを使った洋食メニュー。富良野市のふるさと納

ゴルフ場跡地を森に還す。テレビドラマ「北の国から」の脚本家・倉本聰が興した“富良野自然塾”とは?

今回取材したのは、「五感で自然を感じる」をテーマに森林の再生活動や環境教育などに取り組む、富良野自然塾のインストラクター 中島 吾郎(なかじま ごろう)さん。 ふるさと納税返礼品には、キャンプやサウナで使える白樺のヴィヒタ・トーチ・ガンビ3点セットなどを出品されており、12月には植樹代行券を新たに出品。一体どんな返礼品なのか? 富良野自然塾とはどんな活動を行っているのか?に迫りました。 中島さんに密着したYouTube動画では、大企業に勤め順風満帆に暮らしていた彼が、尊敬する

【新商品開発に密着!Vol.1】5年越しに叶えた、富良野市産いちごを使った果肉ごろごろジャムの製造秘話とは?

こんにちは!ふるさと納税PR担当のわだふです。 今回は『ふるさと納税の新商品開発に密着!』と題しまして、富良野市が実施している地域特産品・ふるさと納税返礼品開発等支援事業を活用してふるさと納税返礼品の新商品開発を行う事業者を取材しました。 初回は星野果樹園の星野修司(ほしの しゅうじ)さん、紀枝(のりえ)さんご夫妻です。 星野さんはご自身の果樹園で採れた冷凍ブルーベリー・冷凍ハスカップをふるさと納税に出品しています。 ジャム製造ご担当の紀枝さんが新しく作るのは、富良野市産いち