マガジンのカバー画像

ふらのの「ひと」

25
返礼品を出品されている事業者さんや富良野市にご寄附いただいた方などのインタビュー記事、ふるさと納税にまつわるイベントなどの体験記をまとめています。
運営しているクリエイター

#インタビュー

富良野市民より富良野に詳しい?!寄附者が語る最近のふるさと納税寄附先の選び方事情

いつもは返礼品を出品している事業者の方を取り上げるこちらのインタビュー企画ですが、今回は番外編として、富良野市にふるさと納税で寄附をしてくださった方へのオンラインインタビューの様子をお届けします! インタビューを受けてくださったのは、千葉県木更津市にお住まいの宮口 康宏 (みやぐち やすひろ)さん。富良野市へ寄附されたのは令和4年度が初めてで、返礼品には生で食べられるグリーンアスパラを選ばれたとのことです。 富良野市のふるさと納税担当が寄附者の方と直接お話する機会は今回が初め

北海道以外では食べられない?!幻の富良野いちご

今回インタビューをさせていただいたのは、富良野市でいちごを作られている小野農園の小野 貴弘(おの たかひろ)さんです。小野さんはふるさと納税返礼品に、2022年12月から冷凍いちごを出品されています。 「北海道にいちごのイメージがない」という方も多いと思います。実はその通りで、国内のいちご生産量における北海道の順位は20位(2020年)。その中でも富良野いちごは、北海道外に出回ることがほとんどありません。そんな数少ない富良野いちごを、ぜひふるさと納税を活用して召し上がってみて

【新商品開発に密着!Vol.2】富良野市産ミニトマトを使った塩トマトジャム・トマトベリージャム

こんにちは!ふるさと納税PR担当のわだふです。 今回は『ふるさと納税の新商品開発に密着!』の第二弾をお送りします。 富良野市が実施している地域特産品・ふるさと納税返礼品開発等支援事業を活用してふるさと納税返礼品の新商品開発を行う、富良野市の山部(やまべ)地区にあるちいさなログカフェ ふらわの鏡味 万平(かがみ まんぺい)さんを取材しました。カフェには常連さんはもちろん、夏には観光客も多く訪れます。人気メニューは自家栽培のベリーやハーブを使った洋食メニュー。富良野市のふるさと納

ゴルフ場跡地を森に還す。テレビドラマ「北の国から」の脚本家・倉本聰が興した“富良野自然塾”とは?

今回取材したのは、「五感で自然を感じる」をテーマに森林の再生活動や環境教育などに取り組む、富良野自然塾のインストラクター 中島 吾郎(なかじま ごろう)さん。 ふるさと納税返礼品には、キャンプやサウナで使える白樺のヴィヒタ・トーチ・ガンビ3点セットなどを出品されており、12月には植樹代行券を新たに出品。一体どんな返礼品なのか? 富良野自然塾とはどんな活動を行っているのか?に迫りました。 中島さんに密着したYouTube動画では、大企業に勤め順風満帆に暮らしていた彼が、尊敬する

【新商品開発に密着!Vol.1】5年越しに叶えた、富良野市産いちごを使った果肉ごろごろジャムの製造秘話とは?

こんにちは!ふるさと納税PR担当のわだふです。 今回は『ふるさと納税の新商品開発に密着!』と題しまして、富良野市が実施している地域特産品・ふるさと納税返礼品開発等支援事業を活用してふるさと納税返礼品の新商品開発を行う事業者を取材しました。 初回は星野果樹園の星野修司(ほしの しゅうじ)さん、紀枝(のりえ)さんご夫妻です。 星野さんはご自身の果樹園で採れた冷凍ブルーベリー・冷凍ハスカップをふるさと納税に出品しています。 ジャム製造ご担当の紀枝さんが新しく作るのは、富良野市産いち

創業118年の5代目牧場経営者が切り開く酪農の新しいカタチ「富良野未来開拓村」とは?

今回お話をお伺いしたのは、明治時代の北海道開拓期から118年続く藤井牧場の5代目 藤井 雄一郎(ふじい ゆういちろう)さんです。 ふるさと納税に出品されているチーズ5種の特徴はもちろん、「開拓者たれ」という経営理念のもと酪農の新たな道を切り開くことで社会貢献を目指す経営ビジョン「2030年 富良野未来開拓村」についてお話しいただきました。 初代から先陣を切って新しい取り組みを行ってきた藤井牧場のDNAは、今後の富良野市の酪農や農業、そして日本社会にまでもイノベーションをもたら

元交響楽団員夫婦が富良野でカフェを開業!その背景にあったのは「食を楽しむこと」への圧倒的熱量。

元東京交響楽団員として日本のみならず世界各国を飛び回っていたという宮本 直樹(みやもと なおき)さん、睦(むつみ)さんご夫婦。そんなお二人は今、直樹さんの出身地である富良野市でhalu CAFEという富良野の自然を存分に感じられるカフェを営んでいます。 今回はふるさと納税にも出品されている地元農産物を使った個性豊かなジャムの裏側やカフェを始められた経緯をお伺いしました。 「料理を作って自分で食べることも人に食べてもらうことも大好き」という彼らが生み出す、洗練されたお料理とゆっ

北海道の大人気土産“ドゥーブル・フロマージュ”の生みの親は、スイーツ×DXの最先端だった!?

富良野市の高台にある菓子工房 フラノデリスを営む藤田 美知男(ふじた みちお)さん。実はこの方、北海道土産として有名なチーズケーキ“ドゥーブル・フロマージュ”の生みの親なんです! ドゥーブル・フロマージュの他にもふらの牛乳を使用したふらのプリンは、富良野市のふるさと納税返礼品としても大人気。 そんなスイーツたちへのこだわりはもちろん、スイーツづくりに縛られないさまざまな経歴を持つ藤田さんの濃密な半生を覗いてみてください。 1.「終わりよければすべてよし」を体現するデザート

富良野市のワイナリーで働くまでワインを買ったことがなかった!?ふらのワインのため「知らない」を探究し続けるワケとは。

今回は今年50周年を迎えた富良野市ぶどう果樹研究所から、製造課長 高橋 克幸(たかはし かつゆき)さんのインタビューです。 前回のふらのワインぶどう祭り体験記で取り上げたふらのワインについて深掘りすべく、ふらのワインを醸造する研究所の歴史を紐解いていくと、この50年は挑戦の連続であったことが分かりました。そしてその挑戦の裏には高橋さんのストイックな探究心による取り組みがあり、これからの挑戦も支えていくことがうかがえます。 ▼前回記事はこちら 1.食事に合うワインを追い求め

チーズづくりをするため富良野に移住!ものづくりへの情熱とチーズへのこだわりとは一体・・・?

今回はふるさと納税にチーズの詰め合わせやチーズとふらのワインのセットを出品されている、富良野チーズ工房(株式会社 ふらの農産公社)をピックアップ。こちらでチーズ・バター・牛乳の製造や商品開発を担当されている製造課長の小林 裕之(こばやし ひろゆき)さんにお話をお伺いしました。 チーズの製造見学ができる富良野チーズ工房で、まるでテーマパークのキャストさんのようにチーズづくりの様子をパフォーマンスするサービス精神旺盛な小林さん。バラエティ豊かな6種類のチーズへのこだわりや、食品づ

環境を守るため富良野で会社経営する親子の挑戦!ペレットでラベンダーの廃棄を最小限に!?

”富良野”と聞くとやはりラベンダーを思い浮かべる方が多いと思いますが、見頃を過ぎたラベンダーの多くは、香料が残っているにもかかわらず捨てられてしまうことをご存じでしたか?富良野ではこのラベンダーをさまざまな加工品に活用しているところが多く存在します。 今回ご紹介するのはふらの香るこつぶというペレット状の芳香剤です。 ペレットとは、乾燥した木材を小さい円筒形に圧縮成形した木質燃料で、ストーブなどの燃料に利用されるものです。 このふらの香るこつぶをふるさと納税の返礼品に出品され

富士山の麓から北海道へ移住!新規就農でミニトマト農家になった夫婦

今回の記事は7月下旬に行われた女性の就農を推進する「農家のオシゴト体験会」にて、トマト農家の藏ファームさんにお伺いした際の体験記です。 山梨県出身の藏 恵一郎(くら けいいちろう)さんと静岡県出身の絵里子(えりこ)さんご夫婦が営む蔵ファームでは、約10種類のミニトマトを栽培されており、ふるさと納税にもこちらのミニトマトを出品されています。 軽トラックを富士山ナンバーにするほど富士山大好きな恵一郎さんと、そんな恵一郎さんを明るく支えるしっかり者の絵里子さんに、今回の体験会を通

「いつか富良野へ」を叶えたパワフルさと、やさしい手作りシフォンケーキのギャップ 増田直子さん

初回インタビューに登場いただくのは、バリアフリーの宿&カフェ いつか富良野へのオーナー 増田 直子(ますだ なおこ)さん。 ふるさと納税の返礼品には、手作りシフォンケーキを中心にキッシュや季節限定のアスパラを出品されています。 2011年に千葉県から富良野市に移住され、2014年に宿を開業。順調に客足が伸びていた矢先のコロナ禍で宿泊客との交流機会を維持するため、宿の食事で出されていたこれらをふるさと納税へ出品することにしました。 移住や宿開業の経緯から垣間見えるパワフルな行動